パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第29章 夫婦

それは突然だった。



「なぁ、いつ籍入れる？」


聖が桜に聞いた。

「いきなりですね。
私はいつでもいいです。」

もうすぐクリスマスを迎えようとしている日
事務所にいた時にこんな会話がおきた。


「ならクリスマスとかにするか。
特に日にちなんか気にしないし。」


桜も特には気にしていなかった。
だからクリスマスに入籍することが
二人の間で決まっていた。


それから特にすることはなくて
結婚式は暖かくなってからすることに。


「緑さんにもちゃんと言いに行こうな。

あと母さん達もまた来いって。
そのついでに報告に行こう。」

「はい。
久しぶりにラッキーにも会いたいし
お姉ちゃんにも会いたいです！」


無邪気な笑顔を向けられ聖は
ドキドキしてしまった。

それから二人は結婚式の話で盛り上がる。

桜は教会でウエディングドレスを着たい。
聖は神社で紋付袴白無垢の和装希望だった。