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第29章 夫婦

「ラッキー♡お腹空いたね。

おやつあげるねぇー。」

桜はラッキーのおやつのクッキーを数枚とり
ラッキーのごはん皿の中に入れた。


美味しそうに食べているラッキー
その隣で聖がもどるまでにと料理を仕上げる桜

集中していて聖が帰ってきたことに気づかず
後ろからふわっと抱きしめられて
聖が帰ってきたことに気付く。


「ビックリした！
聖さんおかえりなさいっ！」

「ただいま。
また美味そうなもの作ってんな。」

８割がた完成した料理を見て
聖は腹減ったとさらに強く抱きしめた。


「これ食べて婚姻届出しに行くんですよね？」

「その前にちょっと休憩してからな。
厄介な依頼だから疲れてるから癒して？

夜は予約してある店あるからそこに行く。」

少し体調が優れない感じの聖を見て
大丈夫ですか？と心配する。

「大丈夫大丈夫。
桜がヤらせてくれたら元気出る。」

「何言ってるんですか？！
こんな昼間っから。

夜ならいいですよ？／／／」


自分から言って置いて真っ赤な桜。
聖はそれを見て楽しそうに笑った。