この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
幸せになれる恋
第30章 引越し
義母と飛んできて優の説明を一緒に聞いた。
とりあえず過労で貧血がということだったので
点滴終わったら帰っていいけど
2.3日はゆっくりするように言われた。
『あんたはね、無理しすぎ。
桜ちゃんにいい格好しようとして言い出せないのは
あんたの悪い所ね。
もう心配で仕方ないから越してきなさい。』
「は?なんでそうなんだよ。」
『聖が見栄張って桜ちゃんに甘えないからよ。』
聖はしばらく黙っていたけど
口にしたのは賛成の言葉だった。
「確かに今からまだまだ忙しくなるのに
桜一人になる時間が増える。
寂しい思いさせるならみんないる方がいいのか…」
『じゃぁ決定ね♡
桜ちゃん明日から荷物運びましょ?
貴方たちの部屋はもう開けてるから!!』
ノリノリの義母に聖も桜も何も言えなかった。
マンションに帰ってきて
桜は聖に本当によかったのか聞いた。
「桜が一人でつまらんよりは
あっちなら母さんも早苗ちゃんも誠もいるし
ラッキーだってルルかいるからいいんじゃないか?」
桜は正直な気持ち嬉しかった。
このマンションでラッキーと2人より
みんないる方が楽しいから。