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幸せになれる恋
第7章 試されてる?


あれから1時間以上経った。

聖は桜が長風呂なんだと思い
テレビを付けたが
面白いものなどやっていない。

そうだ…今のうちにと
会社のカバンからタブレットをだして
少し目を通していた。



それから30分程して

「桜遅くないか?」と思ったと同時に

酔っていた桜を思い出す。



まさか風呂で寝てねぇよな。
溺れてたりしてねぇよな…



心配になりキッチンに行った。


キッチンにあるリモコンで
風呂場と話せることになってる。



「桜。起きてるか?」

「......」

「おい?返事しろよ。桜!」

「......」

「おい!さくら!大丈夫か!
何か反応してくれねぇか?」

「......」



まさかだよな。
あいつ風呂に浸かったまま寝たとか?

溺れてねぇよな…




とりあえず風呂場の方に向かった



回していた洗濯機が終わってる。
結構時間経ってんじゃねぇかよ。


風呂場の扉を叩きながら

「おい。さくら。桜起きろ
おい。返事しねぇなら開けるぞ」

「......」



やばい…



聖は緊急事態のためドライバーを使って
風呂場の鍵をあけた。




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