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秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
第11章 満月~あなたのいない世界~
 賢は涙を堪えて、林檎を重箱の傍らに供え、小さな酒瓶を逆さにして墓の回りに酒を撒いた。





 今もジュチと一緒に夕ご飯を作ったことをつい昨日のことのように思い出す。男として育った賢は料理一つ満足にできなかった。それでも何とかジュチを手伝いたいと渋るジュチに無理を言って手伝った。賢が少し手元を狂わせて掠り傷でも作ろうものなら、ジュチは滑稽なほど狼狽え、まるで大けがをしたような手当をしたものだ。
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