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秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
第12章 愛の代償
 賢はしばらく惚(ほう)けたように座り込んでいた。自分はただ悪い夢を見ているのだと思ったし、思いたかった。けれど、それが夢ではないのも自覚していた。





 虚ろな視線をゆるゆると動かした先に、倒れ伏した王の姿があった。俯せになった王の腹には刺客が放った短剣が深々と刺さっている。その部分から眼にも鮮やかな血が溢れ出ているのを認め、賢は初めて現に戻った。
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