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秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
第15章 第四話【雪の華舞う、その夜に】
 いつしか、すすり泣きは止んでいる。私の腕の中で王太子殿下は安らかな寝息を立てていた。まだ涙の滴を残したその長い睫から、私はそっと滴をすくい取った。小さな身体を抱き上げて、起こさないように細心の注意を払いながら寝台に寝かせ、上掛けを掛けた。






 無邪気な寝顔をしばらく見つめ、私は恐る恐る腕を伸ばし、幼い王子の髪を撫でた。
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