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第19章 　再会の瞬間(とき)～月日は流れ流れて～

　ジュチは立ち上がり、母の傍に歩み寄った。その側に座り、両手で母の手を包み込み、押し頂いた。ソヨンももう五十六歳、結い上げた髪にも白いものがかなり混じる歳になった。母をしみじみと眺め、ジュチはその場に両手をついた。





「本当はずっと口に出さないでおこうと思っていたのですけれど、やはり、一度はきちんとお礼を言いたくて」