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秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
第19章  再会の瞬間(とき)~月日は流れ流れて~
「今日、朕がそなたを呼んだのは他でもない。まずは光興君の最近の行状のことだ」




 やはり、と、ジュチは内心、冷や汗が流れる心地であった。良人が夜な夜な忍びで色町に出かけているのを王が知らぬはずはない。





 ジュチはこの場は正直に対した方が良いと判断した。王は自分を信頼してくれたからこそ、この場に招いたのだ。
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