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第6章 副社長様、発情中

「はぁっ…ぁぁ……っ」



「加奈子…────」




元から狭かった加奈子のナカが、さらに狭まってギュッと要の指を締め付けた。



「っ………はぁっ……」



深く息を吐きながらグッタリと脱力している加奈子を要自身もフラフラしながら、支える。



そして、クチャっと音を立てて加奈子のナカから抜いた指に舌を這わせた。



「っ………かなめふくしゃちょ…っ」




そんな要の仕草を顔を上げて見ている加奈子は、恥ずかしそうにさらに顔を紅らめている。




まだ…


まだ全然足りない……



もっとよがらせて、もっとその表情を見つめて……



もう一方の手で、ぎこちなくベルトを外す。



が────



「副社長っ……！？」



限界だったのか、クルクルと目を回した要はガクッと膝から崩れ落ちていく。



それに驚いた加奈子は、慌てて要の身体を支える。



「うそっ…！やっぱすごい熱…」



異様に熱い要の身体を、ゆっくりと床に横たえた加奈子は、自分の服が乱れていることも忘れたままただただ慌てていた。