パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第8章 ドジっ子同盟とお引っ越し

愛花はどう思っているのだろうか……



壁に手を付きながら、浩平はそんな事を考える。



いつも傍にいる真希はもう結婚もし、子どもまで妊娠している。



もしかして…逆に…全然手を出してこないヘタレとかっ……思われてたりすんじゃっ……



先ほどまで火照っていた顔から血の気が引いていく。



性欲ないとか……そんな恐ろしいこと思われてたりしねぇよなっ…



ぐるぐると、色々な考えが頭を回っている。



もうすぐ１年。


それに愛花はついに独り暮らしを始めた訳で、これからはいくらでも二人きりになれる。



ってことはつまり……





─────────ねぇ…どうしたの？



「っ………」




先ほどの愛花の上目遣いを思い出して、浩平はゴクリと唾を飲む。



そして…



チラと自身の下半身を見て、えっ！と思わず声を洩らしながら目を見開く。





いやいやいやいやっ……



それだけで勃つってどんだけ沸点低いだよ俺っ……