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放課後の狩猟者
第2章 # 小夏 [高2]
 恐らく、大人の男性器を見るのは初めてなのだろう。

 小夏の喉が、微かに鳴った。

 そんな小夏を気遣ってやる余裕は、もう俺にはなかった。

 少しだけ開いていた小さな唇の隙間を狙って、腰を競り出す。

 興奮と焦りが邪魔をして、小夏の唇の上を何度も何度も上滑りしてしまい、苛立ちが募った。

「クソッ!…口、開けんかいっ!」

 おぞましい物体を唇に押し付けられ、喜んで受け入れろと言う方が無謀。

 しかし、俺は…

 唇を内側に畳み込むようにして噛み、決して開かないように硬く閉じ、必死で首を振って抵抗を見せる小夏の鼻を摘まんだ。

 それでも小夏は十数秒、無呼吸状態を堪えたが、ついには堪らなくなって口を開き、大きく息を吸い込んだ。

 俺はすかさず、その空洞へと熱い滾りを潜り込ませる。
 その時の俺の顔は、恐らく鬼の形相に見えたに違いない。

「ングッ!ングッ!ンンンッ!」

 灼熱の巨大な肉魂が、小夏の小さな口内を目一杯支配した。

 鼻を摘ままれるより苦しくて、小夏の顔は紅潮していく。

 小夏の口内の心地よさに、プルッと身震いした俺は、身を反らして天井を仰ぎ、歓喜の声を上げた。

「おぅっ!くぁぁっ!…気持ちええ…。小夏のお口はやらかくて、温かいでぇ!」

「ンンンッ!ングッ!ンンンッ!!」

 舌で押し出そうにも、ままならず、小夏の全身は痙攣しているかのように小刻みに震えていた。
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