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サイドストーリー8
第24章 キスの後で…②
「じゃ、じゃぁ、BBQならいいですかっ!」
「あ?」
「BBQなら一緒に行ってくれますか?」
「あー・・・」
「桃ちゃんは斉藤と思い出が作りたいんだよね?」
「・・・・」
「そうです!」
「いいじゃん。BBQなら。桃ちゃんの水着もみんなに見られないし」

白木はクックックと笑い続ける。

「お前さ?お前も本気の女が出来たら、今の俺の気持ち分かるよ」

「・・・・だといいな」

一瞬、寂しくなった雰囲気に
それに気が付かない桃花が
「それって、光先輩が私に本気だって事ですかっっっ!」
と言った一言で笑いに変わった。

お前も、いつの日か、本気の両想いの・・・彼女が出来たら分かるよ。
好きなオンナの肌は見せたくないってな。

「くだらないこと言ってないでレポートやれ」
「くだらなくないです!」
「レポート書け!」

そんな俺たちの会話を白木は笑いながら聞いていた。


END****

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