この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
サイドストーリー8
第26章 恋のばんそうこう
「綾香」
次の日、構内で見つけた綾香を呼び止める。
「何よ!当分話しかけないでって言ったでしょ!」
「ほら」

おもむろに差し出した瓶は緑色の液体で。
「な、に。これ」
「フェロモンの液」
「・・・・」

そう言って蓋を開ける。
まだ新しいからメロンの匂いがして
「嗅げよ」
と、近くに差し出した。

「・・・・」
「何だよ?」
「ブルーじゃない」
「あ?」
「桃花ちゃんが、白木が持ってるのはブルーのだって言ってた」
「あ、ぁ」
「なんで入れ替えたの?」
「なくしたんだよ」
「うそ!絶対なくしてないのに。なんでブルーじゃないの?」

「お前さぁ、ガサツなくせに、変なところ細かいよな」
「ガサツ?あんた彼女の事ガサツだと思ってんの?」
「いや・・・」
「ガサツだと思ってんのね!」
「つつましくはないだろうが!」

「まぁ、ね」
「だろ?」
「うん・・・」

「で!話がそれた!なんでブルーじゃないの?」
「いいだろ」
「言いなさいよ」

/101ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ