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第10章 再びのバイブ責め

それから十秒も経っていなかったのではないか。


「あっあああっああっあっ！ああーっ」



大きく跳ねたかと思うと間もなく「あ」とだけ言葉を並べながら激しく躰が痙攣を見せる。

もう一押しをとどめてやろうと今度はバイブを壁に這わせながら中を抉るように抜いては掻き混ぜしながら挿入を繰り返す。



「やあっっそれダメっ、いやっいやっあっまたっまた来ちゃうからっっ」

真奈の言葉が言い終わらない内だったから、圭吾もその手をよける事が出来なかった。




だから彼女の潮が盛大に吹いて圭吾の手とパジャマの袖口とを汚してしまったのも、仕方の無いことだった。





「あぁあ、本当に真奈はいけない子だ。こんなにいやらしく潮なんか吹いて。駄目って言ったのに……。お仕置き、そんなにして欲しいんだね？」

圭吾の高揚を一体誰が鎮められるというのだろうか。



まだ抜くことを許されない、そのバイブがいやらしく中でうねっている。

その度に激しくイッたばかりの真奈は背を仰け反らせながら震えるのだった。