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【R-34】
第5章 知られた秘密
彼は、その役割をしてくれている……。

自分の小説に新しく求める、S男のご主人様の役割。



それなら……。



「……圭吾さんの、が欲しい」

それに真奈も答えた。



答えたのに、圭吾は意地悪く返す。


「だから、言ったろ?イキそうだから真奈の中に入りたいって。それなのに、君、咥えたまま離さないから……」


そう言って、中指だけを膣内に挿れる。




「ん……」

「俺だっていつまでも若くないんだ。一度イったらすぐには勃たないよ。でも、良かった。今日は俺の代わりがこんなにあるからね」



彼の視線が、オモチャの入った箱へと移る。


優しく言うのに、その言葉と彼の笑顔に真奈はゾクリと背中が総毛立った。
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