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【R-34】
第6章 オモチャ ~ローター~
「駄目だよ、真奈。ちゃんと本当の事言わなきゃ。本当は早くイキたいんだろ?これじゃ弱くてイケないよね。……して欲しいこと声に出して言って」



言いたい。


早くイカせてと。


せめてこのローターの威力を最強にしてくれたなら、すぐにでもイケるのに。



気を抜けば、今すぐにでも発狂しながら……はしたなくねだれる。

ああっ思考力まで削ぎ落ちていきそうだ。



それでも、真奈は必死で堪えた。

自分からねだるなど、今までしたことがない。


そんな、はしたない真似……。



自制心が何とか留まらさせていた。

頬を興奮で紅潮させながら身じろぎする真奈を圭吾は意地悪く見詰めた。


「はぅっっ、あ、やあっあっダメ……んんっくっはあっや、イジワル……しないでっえっ」



涙ぐみながら首を左右に振る真奈。



不意に圭吾の指が伸びた。

クリトリスの先端をほんの一ミリ四方を中指で細かく振動させる。
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