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【R-34】
第7章 オモチャ  ~バイブ~
「……意地悪、しないで、んっお願い……」


消え入りそうな声で囁く。

それを聞いてやにやと口元を緩める圭吾。



「でも、オモチャでイキたいんだろ?さっきそう言ってたろ?」

「でも、全部を今日って訳じゃ……あっ」


困惑しながら答える。



抜き挿しは続けられたまま。


どうしたって、声が漏れる。



「大丈夫。止めて欲しくなったらちゃんと止めるから。ね?」

その優しい笑顔に騙されているとも知らずに真奈は困りながらもこくんと小さく頷いた。


「じゃあ、せめて……。このまま、玩具で攻められても良いから、っあっあなたにっあなたに、抱かれたっ……ぃ、抱かれて、イキたい……の」



彼女の懇願が愛おしい。

その挿入を深くする。



「それならちゃんとおねだりして。ご主人様って言いながら……」



M女の役を、既に演じる必要はなかった。

彼女の本心が、既に彼をご主人様と言いたくて堪らない。
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