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キミの体温 ボクの吐息
第2章 た
「帰りたくなった?」
「眠くなったの」

あくびをかみ殺して目をつぶるから
そのままキスをしたくなる。

「帰るか」

自分を制して椅子から立ち上がった。

よく飽きないな。
つい数時間前に加賀にそう言ったハズなのに

白石を抱きたくなっている俺に気がつく。
彼氏持ちだぞ。
合意があればいいんじゃない。
軽く酔った感情を合意に持ち込むのは難しくないはずだ。
そんな気持ちのせめぎ合いに
やっぱり白石を大事にしたいと結論付けた。

「新田くんありがとう」

お店を出て、大通りまで歩く途中そう言って
通りに着くなり、白石は手を挙げてタクシーを止めた。

「送ってくれなくても大丈夫」
「でも・・・」

それは本来なら正論で。
彼氏じゃない男に家を知られたくはないだろうし
このまま、違うところに連れて行かれる恐れもある。

「ありがとう」

優しく笑いながらきっぱりとしたその言葉に
引き際を感じて
財布の中から1枚取り出した。

「じゃぁ、これ」
「なに?」
「タクシーチケット」
「・・・・大丈夫なの?」

タクシーチケットを女の子に渡して
「大丈夫なの?」と聞かれたのは初めてだ。

「大丈夫。女の子はそんな事は気にしなくていい」

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