この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
キミの体温 ボクの吐息
第4章 の
「すげぇいい天気!」
「そうね」

白石はライフジャケットなんか着るの初めて!と言いながら
楽しそうにジャケットを身に付けた。

「新田くんのおうちってお金持ちなんだね」
「そーか?」
「だって、クルーザー持ってるんだもん」
「いや、親父の唯一の道楽ってだけ」
「それに新田くんの車・・・」
「あれは俺の道楽」

自慢の車を気に入ってくれたようで嬉しくなる。

「まさか真っ赤なアウディに乗ってるなんて」
「柄じゃない?」
「ん~。新田くんらしいかな」

好きな女の子に好きな車を褒めてもらって大満足だ。

「今日は1日楽しもうぜ」

真っ青な海に向かって2人を乗せたクルーザーが走り出した。

思った以上に暖かい今日だけど
それでもやっぱり12月だ。

走ると海風が顔にまとわりついた。

白石はそんな寒さも気にしないかのように
初めての体験を心から楽しんでいるようで
連れてきて良かったと思う。

しばらく走って、誰もいない海の真ん中で
俺は持ってきたランチを甲板で広げる。
今流行りのお店でテイクアウトランチを頼んでおいた。
学生時代、仲間と海に出る時はいつもこれだった。
/44ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ