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快楽の果てにあるもの
第12章 描かれし関係。

「あぁ~っ。アッアッアッ…。」

『気持ちいいやろおまえ。こうして欲しかったんだもんな。(笑)』

「はい。気持ちいいです。」

『もっと気持ちよくならな、ほら。』

彼は露になった乳首をギュッと抓る。

「んぎゃあっ。」

とその瞬間温かいものが足を伝って床に流れた、

『おぉ。我慢できんで漏らしたか。』

「気持ちいいです。もっと…もっとして~」

旦那の手マンは激しくかき回す。
意識が朦朧としていく。
足が震え、立っている事がつらくなり、昇天しそう。

「イクッ。イクっ。いっちゃう~。」
「あぁ~っ。」

床はびしょ濡れになり、私はカウンターにもたれかかる。
動けない…。

『どうでしたか?旦那さん。こんな感じですわ。』

『『ん~。なるほど…。』』

二人の会話に身体が熱くなる。
蜜壷からは愛液が流れて足は小刻みに震えていた。

『さて。俺は帰りますわ。』

そう言って、私の頭を軽く撫でた。

『『車、エンジンかけてくるので…』』

旦那が外に出た。
その時を私は待ってたかのように…。

「ご主人様。」

彼に抱きつき、顔を見上げた。

『可愛かったよ。みぃ。』

熱いKiss。

「帰るの?嫌よ…。」

『今夜は我慢しな、二人の関係を保つ為、いいね。返事は?』

「はい。ご主人様。」

『いい子だ。おやすみ。』

「おやすみなさい。」

そう言って濃厚なキスをしてくれた。

旦那が、わざと入って来ない。
多分。こうなってるのを考えてだと…。

床を掃除し、旦那の帰りを待った。
さっきの光景が頭の中をグルグルとよぎる。
旦那が愛撫をしてる時、彼を見つめながら
感じていた。
彼の眼差しは優しくそしてサディストの鋭さを出していた。
それは、まさしくエロスの世界へと導くように。
余韻に浸っていた時。

バタンッ。

旦那が戻ってきた。
店に入るなり、我慢していたのか襲いかかる

『『お前、すっごく感じていたな。』』

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