この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しい記憶
第4章 キャンパスライフ


「楓ちゃんには絶対バレないようにすっからっ…」



「…………」




チラと、楓の方に視線を移した。


話が尽きないのか、まだ友だちと集まって笑顔を見せている。



悲しませたくない、とかそういう感情が湧いてこない。


そんな薄情な自分に嫌気がさして、小さく溜め息をついた。



もっとも、名前も思い出せないまま、興味本位で体だけ求めたのだから、すでに薄情どころでは済まないのかもしれない。




「俺いても、盛り上がんないよ」



「いや!そんなことない!いてくれるだけで女の子は喜ぶ!」


「…どういうことだよ…」


「頼むってまじでっ!」


「…………二次会とかと行きたくねぇし」



全然いい全然いい!!と声を荒げた悠人は、自分の声のボリュームに自分でハッとして頭を掻いた。




行くくらいなら、別に…



それに、よく知りもしない土地で出来た初めての友人だ。


邪険にするのも良くないと思って、渋々分かった…と返事をしたら、うっしゃー!と再び悠人が声を上げた。





/222ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ