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第5章 愛しい記憶

蕾に吸い付いたまま、そこに指を這わせた俺は、ゆっくりとその指をマミの中に埋めた。




「はぁっ…んっ…」


「────…っ」



キュウと締め付けた中。


離れまいと蜜と肉が指へまとわりつく。



くちゃくちゃとわざと音が出るように指を出し入れして、その中に猛る自身のそれを挿れたら……と想像する。



「あっ…あっ…」



「マミ……──」



「んっ…ぁあ……」




指が取れそうなほどの締め付け。


魅惑の香り…




堪えきれずにもう片方の手で、自分のベルトを外し、どうしようもなく固くなったそれを取り出した。