この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しい記憶
第6章 水



ドクドクと、身体の血が流れる音が聞こえる。




「具合悪いのか…?」



「いや……」




会話とも言えない会話。



言葉を返すことすらままならないまま、辺りを見回して愛しい彼女を探す。





「友也…」





マミ…



もうこれ以上現れないとしたら…──



そんなの耐えられるはずがない。




「お前、ちょっと最近変じゃないか…?」



「大丈夫だよ」




俺は狂っているのだろうか。



ああ、でも…




マミに会えるなら、狂っていた方が幸せなのかもしれない…




「おい…どこ行くんだよ…」




悠人の声に返事をすることなく、俺はやっと着いた大学を背に自宅に向かって走っていた。



/222ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ