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第25章 ③―５　祝賀パーティー

えっ…？なんで？

もしかして総一坊っちゃん私のことを助けに…っ？






「やめないか、礼二……今日は祝賀パーティーなんだ。」





完全に頭の中がお花畑だった私は目を見開いた。





え？


礼二って…。


なに、レイと総一坊っちゃん知り合いなの！？





「うるさい黙ってろ！！」




レイは総一坊っちゃんをにらんでそういうと、再び白石社長を睨んだ。




えぇええ！？

レイったら、西園寺財閥の御曹司にそんな口聞いちゃうなんてぇええええ！



もう汗という汗が身体から吹き出しぱなしでおかしくなりそうだった。



すると、




「ハッハッハッハッ！なんだ、もうそんなに仲良くなったのか？」




とどこからともなく西園寺代表が出てきて笑った。