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SEXYSIX~60日の合体合宿~
第12章 ユキの覚醒-2
「ほら早く。パンツずり下ろしてちんこ出してよ」
何なのこの人……。そんなの恥ずかしい、けど、恥ずかしいって言っちゃいけないような気分に追い込まれる……。ビクビクしながら言われた通りパンツを下ろすと、確かに半分ぐらい硬くなっているモノが現れた。
「ちゃんとビンビンにして。そしたら滅茶苦茶にしてあげるから」
あぁ私……勢いとは言えなんてことを言ってしまったんだろう……と後悔しながら、手に取って咥える。まだ柔らかさのあるそれは、何とも言えない淫靡さがあって、なのに見上げるといつも通りの可愛い顔をして私を見下ろしているレイがいて……、フェラに自信があるわけでもないし、必死にしゃぶって……

しばらくした時、レイがこう言った。
「んー……そんなんじゃフル勃起できない」

やっぱり、慣れてるから……、私なんかのテクじゃダメなんだ……。
「あっ……、ご、ごめん……慣れてなくて」
「そうじゃない。ユキ、興奮してないでしょ」
核心を突かれた気がしてビクッとした。私は必死で、エッチなことをしているっていうのが頭から抜けていた。
「もっとエッロい感じで舐めてよ。欲しくてたまらないってのを見せて」
「う、うん……」
でも、そんなのどうしたら……。あ、またシュウのことを思い出せば……。

「ねぇ、なんで滅茶苦茶にして欲しいと思ったのか僕は知らないけど、なんかあったんでしょ?たぶん忘れたいようななんかが。僕セックス上手いから、いくらでも夢中にさせてイカせてあげることできるけど、ユキにやる気が感じられないんじゃ困っちゃうんだよね」

……図星だった。どうして、この人にはそこまで見えるの……。

「ごめんなさ」
「謝らないでいい」
少し声を荒げてそう言われて、怒られているみたいでビクッとした。
「いいからまず脱いでよ。ぜんぶ、自分で。僕の見てるとこで」
「……うん」
この人はSだ……。すごくMな顔をしてるのにとんでもなくSだ……。怖いのと同時に、私の中でおかしな欲望が湧き上がる。この男を喘がせたい、攻めて攻めて懇願するぐらいよがらせたい……!自分でもその欲望に驚きながら、服を脱いだ。同時に全裸になっているレイに、舐めるような視線を浴びせられながら。
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