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第12章 ユキの覚醒-2

「いやらしいな……、音大受けるようなお嬢様が僕のちんこ舐めながらオナニーしてるなんて……最高だよ……。こういう子とはあんまりエッチしたことないからさ……最高の気分だ……」
フェラとオナニーを見下ろしながら、興奮した様子のレイがようやく私の乳首を弄り始めた。あまりに気持ち良くて、咥えたまま喘ぎだして腰を揺らしてしまう。
「ンッ……んんっ……！ぁんんッ……」
「いいね……こんなに淫乱だったんだ、ユキって……」
蔑むようにそう言われることに、堪らなく興奮した。合宿の初めは、私はこんなんじゃないと思っていた……、でも、シュウと、リトと、そしてレイと、こうしてエッチな関係になることで、どうしようもなく淫乱な身体になってしまっていることに、もう抗えない……。みんなと気持ち良くなれるのが嬉しい、リリィはそう言っていた。今は、この合宿の間は、とにかく私もそう思わなくちゃ……！

レイのペニスが口から離されたと思ったのと同時に、彼は私の手を引いて起き上がらせ、向き合って横にあった椅子に片脚を上げさせた。あっという間の流れについていけずにいると、間もなくレイの手が私の腿を押さえ、自分で弄ってグチョグチョになっている場所にペニスが突き立てられ、ズブリと挿入された。
「んぁぁぁあああッ……！」
いきなり大きく喘いでしまう程にそれは突然で、待望で、そして最初から激しくて……。ズンズンズンズンッ……と、小刻みに腰を打ち付けるようなピストンに、すぐに私は酔いしれた。
「気持ちいいぃっ……、レイもっと……っ！あぁぁんッ……！」
さっきまであんなに卑猥な言葉を発していたレイは、打って変わって黙り、その代わりに胸を揉み乳首を咥えて情熱的な愛撫をしながら腰を動かして……、あぁさっきからずっと……私が欲しがっていたのはこれ……！という気持ちにさせられる。
「感じるッ、いっぱい感じるぅっ……！いっぱい濡れちゃうよぉっ……」