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飴色トライアングル【完結】
第14章 青春プレイバック

「人が横にいると落ち着かないんじゃないの?」

「そんな事言った?俺」
やだ覚えてないの?確かに言ったけど

〝クスッ─そうだっけ?ハハハ〟

違うの?


「美緒…ほらっ、そっちのシーツ引っ張って」

あ、ぅ、うん。
ゆっくり考える暇もなく手伝わされて
ここでもやっぱり英昭のペース。

おっきなシーツを引っ張って布団にセットして任務完了。ヒデはそのまま布団にダイブした。ドサッ

「あ~最高、おいで美緒」え?─え
「気持ちいいぞ」
あ~なんだビックリした。

フフッ、ヒデったら子供みたい!
うん、じゃ私も、バサッ

うん気持ちいいね。
お日様の匂いがする!
良かった!お布団干しといて

「なぁ美緒─よく考えたら布団敷かなくても良かったよな?」

なんで?あ、もしかして
バーベキューなんてしたから庭でテント張って─
なんて言わないでよ?
さすがにテントまでは無いから

「美緒の布団で一緒に寝ればいいじゃん」
え?─顔を上げるとニヤリと笑うヒデ

「グッ…」なに言ってるの。
クスッ─「美緒、顔赤いよ」
もう!またカラかって。
知らない。

プイッと顔を逸らして寝返りを打った。

手を伸ばし背伸びをしてると
英昭も寝返り打って私に被さってきた。
ん─「あぁっ!」

急に目の前にヒデの顔
私は両手を上げたままヒデに二の腕を掴まれ身動きが取れなくなった。

「あ…ちょっと、なに、そんなとこ掴まないで」
それに…顔、近すぎだから

「クスッ─なんでいいじゃん!」

ダメだよ!困る。
もうお化粧だって崩れてるし、ヒデの肩越しに見える蛍光灯が私の顔を恍惚と照らしてるはずだから…

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