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飴色トライアングル【完結】
第3章 私、邪魔だよね!

◇◆◇

ヒデはもう帰ったよね?…

正直、由美の顔も見たくないけど
行くところもなくて
結局マンションまで帰って来た。


ヒデがまだいたら嫌だな。

でも、ここは私の家
私がこそこそする事ないんだから…

ふぅ~!
大きく息を吐いて呼吸を整える
よし、入ろう!

ガチャ
あ、良かった開いてた!

中を覗いて靴を確認

由美のパンプスがあって…
ヒデの靴は─

良かったもう帰ったみたい。


バンッ、
「お姉ちゃん」あっ!
その時
気配に気づいた由美が部屋から飛び出してきた。

「……」
「どこ行ってたの?鞄はあるのにお姉ちゃんはいないんだもん」

「何かあったの?」
「……」

何かあったの?──
由美が勝手にヒデを連れてくるからこんなことになったんでしょ…

私の口から言わせたいの?

「ヒデが…ぁ……」
名前を言い掛けて、咄嗟に口をつぐんた。

慣れ親しんだ呼び方でも私がそれを言うわけには…

由美は知らないんだから
ヒデが私の恋人だったなんて…


「英昭…さん、来てたんでしょ?」

「あ、うん、送ってもらったの、お姉ちゃん毎日遅いし─」
「……そぅ、」

私が遅いからってここはホテルじゃないのよ!


喉から出掛かった言葉を呑み込んだ。


もう─いろんな事が面倒になった。

「あの、お姉ちゃん?」
「疲れたから休ませて」

妹の横をすり抜け部屋に入った。
ドアに凭れるとため息が自然と洩れる…

ふぅ~!
体力も気力も、今日は使い果たした。
今は何も考えずに眠りたい!

眠ってる間に嫌な事全てを忘れられたら

こんな苦しい思いをしなくて済むのに!


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