この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
八重の思いー私を愛した2人の彼氏
第12章 新たなる出発点-千弥

「……蓮さん、レンタルって言葉知りません?」
「いや分かるけど、つい購入のほうに走ってしまって……」
「その手のレンタル業者は沢山あるはず、それに倉庫になるほどストックがあるのなら、逆にレンタルするのもアリかも?」

でもあれ? 蓮さんって何人で仕事をしているの?
本当に私って、蓮さんの仕事について1つも知らなかったと思い知らされる。

「レンタルするのは良いけれど人手が……ね。基本が俺一人だから、手が回らないよ」
「一人っ!?」
「そこまで驚かれても困るかな? だからこそ、千弥が欲しいんだよ。そろそろ俺だけじゃ限界」
「うそぉー」
「……本気。勿論給料は前の会社と同額は保証する、後は……出来高次第? 評価が上がるほど収入は増えるからね、その出来高プラスで手を打たないかい千弥?」
「アルバイト感覚だと思った」
「まさか。資格があるインテリアコーディネーターを、アルバイトで使う気は無いよ」
「はぁ、まぁ、一応は……」

前は断ったけど、今回は受けて良いよね?
食器やそれに関係する小物類には、勿論興味があるよ。色んな物に触れられて楽しそうだもの。

「受けて……くれるね千弥?」
「うん、やって見たいと思ったから」
「良かった。ここまで言って脚下されていたら、俺でも落ち込んでいたよ」
「いや、それは流石にないと思うの」

こうして次の仕事は、蓮さんのところでインテリアコーディネーターをするに決まっちゃった。
その倉庫のようなストックに、一抹の不安は残るけどね。

/242ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ