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第12章 新たなる出発点-千弥

「アッ……アァッ……」
「これは本当に焦らせ過ぎたかな？　でも美味しそうに千弥の蜜が俺を誘っている」

堪らないと言わんばかりに、蜜口に唇を這わせ愛液を啜り舐めれて、私は一際大きな声を出してしまっていた。

「ンッ！　アンッッ！」
「ジュル……はぁっ！　まだこんなに……ンッ」

両指で蜜口を広げ、大きなな舌が中へと侵入を果たし、まだ膣内に残る愛液までをも掬い吸い取っていくの。中で動く舌は私に快楽をもたらす。ジンジンと痺れる膣内、それが子宮にまで到達した後、全身に蔓延していく快感。
激しい責めじゃない、私の身体を解すような柔らかいやり方。でも私の心臓は激しくされるよりドキドキしている、蓮さんのやり方に心まで反応しているんだよ。

「アゥッ、アッ、アッ……」
「もう少し解さないと……ね？」
「ンンンッー！」

舌の代わりに指が２本膣内に収まり、性感帯を狙い押し引っ掻くように責められたら、私はデスクの上で快感に身悶えることしか出来なくなる。この場所を責められると、呼応するように陰核が花開く。珍皮に隠れ普段は眠っている陰核が、少しだけ顔を出し勃起するように硬く尖ってしまう。

「こっちも美味しそうに硬くなったね」
「ヒヤッ！　だしちゃいやんっ！！」
「ここはちゃんと剥かないとね」
「ヒッッ！　それぇぇー！」

陰核を綺麗に剥かれ、完全にむき出しになってから、蓮さんの唇に包み込まれ、そして吸われながら舌で舐められるの。ここまで快感を高められた後に、そんな陰核責めをされたら……私の身体はすぐにでもイキそうになっていまうじゃない。