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一秒に見えた世界
第18章 このくらい…いいだろ?
私に優誠だけを求めさせたい優誠はそうやって私を焦らして来る。

私の胸を優しく甘噛しながらずっとアソコの周りだけを指先でサワサワと撫で続ける。

お願い…、もっと…。

そう思う私は

『優誠…、愛してる。』

と優誠に言う。やっと私のアソコにパンティの上から触ってくれる優誠だ。優誠が

『パンティが結局ビショビショだぞ。』

と意地悪な顔で私に言う。

『優誠が好きなんだもん。優誠が触るとアソコが熱くなるんだもん。』

そう言って私は優誠の指にもうヌルヌルになってしまったアソコを押し付けるようにする。

そんな風に私が動き出すと優誠は

『お前は適当だから怖いんだよ。』

と言いながら私のパンティのクロッチを少し横にズラして私の濡れ具合を確認する。

私の身体は正直だから私が感じてるのを確認するように私の穴の周りを優誠は指先で撫でていく。

くちゅ…くちゅ…音がするたびに優誠は嬉しそうになるけれど私は恥ずかしくてこの場から消えたい気持ちになって来ちゃう。

そして優誠の指先が期待をする私のクリにちょんっと触れた瞬間、優誠の携帯が鳴り出した。

一気に不機嫌モードに切り替わる優誠さん…。

優誠は携帯の画面を見てから携帯に出ていきなり怒鳴り始めた。

『くだらねぇ事なら、マジでしばくぞ!!』

その怖い声に私の身体が本能的な恐怖でビクンッと反応してしまう。最近は私にはあまり見せない怖い優誠の顔。

その怖さが苦手な私は優誠の手にそっと触れてみた。私が不安な顔をしているから優誠は怖い顔を止めてから私を優しく抱っこしながら携帯の話しをうんうんと聞いていた。携帯を切った優誠が

『ごめん、今から出掛ける。良二の奴がとんでもない馬鹿をやった。』

と言って部屋から飛び出すようにしてすぐに出て行ってしまった。私はただ不安になって優誠の帰りを待つだけだった。

深夜になってやっと優誠が帰って来たけれど私は優誠が疲れているみたいだったから寝たフリをした。

時々、優誠を取り巻く世界がこうやって私から優誠を取り上げてしまうのが私には少し不安だった。
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