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第6章 どこまで信用をしたらいいの？

次の日も普通に結城さんが迎えに来た。今日はゴルフショップに連れて行かれた。私は結城さんに言われてゴルフのクラブセットとゴルフの時に着る服とか靴を買わされた。

私は優誠からまた金色のクレジットカードを預かっていた。私のゴルフセットは結城さんが預かるからって結城さんが私に言った。

私は帰ってから優誠に言われた通りに荷物をまとめていた。ママが帰って来たから私は

『明日から白浜に旅行だから私は４日間は家にいないよ。』

ってママに言ったらママは珍しく

『気を付けて行きなさい。』

と少し心配そうにして言った。私はとにかく早く明日になって欲しかった。水曜日には結城さんじゃなくて優誠が私を迎えに来てくれるって言った。私は優誠にとにかく会ってから話しがしたかった。

やっと水曜日になった。荷物も完璧だったしお風呂もご飯もちゃんと私は済ませた。昼の２時くらいに優誠が

『15分で着く。』

って連絡をくれた。今日の優誠は綺麗な顔の眼鏡の人の運転で私を迎えに来た。優誠が

『佐伯だ。』

と運転手さんの名前を私に教えてくれた。私と優誠はすぐに優誠のマンションに向かった。

部屋に入ると何もなかった台所には炊飯器や電子レンジが設置されていて新しい鍋やフライパンが私の目に入って来た。優誠が

『飯はお前が作るんだろ？』

と私に言ってくれた。私は嬉しかった。本当に私のくだらない一言でも優誠が完璧に何でも私にしてくれるのが嬉しかった。でも私は優誠に

『ねぇ、優誠。私は優誠をどこまで信用をしたらいいの？』

と聞いていた。

私の質問に一気に優誠が怖い顔になった。優誠が

『どういう意味だよ。』

と私に怖い声で言って来た。私は覚悟をして優誠に

『優誠を探している女の人をエステで見たよ。この前優誠の携帯を何回も鳴らしてたのもあの人でしょ？私は優誠が飽きたらあの人みたいに簡単に捨てらるんだよね？』

と一気にまくし立てていた。そうやって興奮する私の腕を掴んで優誠が私をリビングのソファーに座らせた。私の隣に座った優誠が携帯を少しいじってから

『見ろ。』

と私に渡して来た。その画面には着信拒否リストがあった。拒否されてる番号は10件以上だった。

『10人以上の女の人？』

私は優誠を睨んだ。