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子宮~~セックスレスから~~
第3章 2017年7月~~貪欲
『自分をちゃんと理解できるというのはすごいことだと思う。』
『だからKちゃんはすごいと思う。』
『自分の好きな人は、そんなすごい人なんだぞ、と思うと誇らしくなる。』

『逆に、自分は、Kちゃんほど自分のこと分かってるのかな、と不安に思う。』
『分かってると思っているだけで、本当は、分かってないのでは。』

『Kちゃんは、勝ち気、っていっていたけど、ちゃんと自分の気持ちを分かってそれを求めているのは誰にでもできることではないと思う。』
『しかも、自分をどんどん理解して、その願いの源泉を掘り下げている。』
『最初、セックスでの至上の快楽体験を求めていたけど、それが表出までに発酵した気持ちであって、身も心も愛されたい、という無垢な願いがずっと、バリアーの中にあったんだな、と思うと、愛おしくて切なくてぎゅっと抱きしめたい気持ちで一杯になります。』

『そこまで剥き出しの魂で愛し合えたら素晴らしいし、生きていることに価値があるとするなら、それはその価値の大きな部分だと思う。』

『求め合って、解り合いたい。解り合うためには、まず自分のことも解らないといけない。自分のことを解き放って、叩き付けるようにKちゃんにぶつけたい。』
『僕は、Kちゃんに比べると、まだ、やっぱり自分を出すのがヘタだと思う。』
『寝込みとか、イラとか、しょんぼりとか、表現は善し悪しあったとしても、Kちゃんは、ちゃんと表現して求め続けてたんだな、と思うと、感嘆する。』
『それにちゃんと気付けず向き合えなかった自分の無力さもビックリだけど。』

『本当に、こんな風に思えるようになるなんて、2ヶ月前には予想もしてなかった。』
『人生、いつ何がどう変わるかなんて分からないものだと思った。』
『しかも、今も現在進行形でどんどん変わってる。』
『日記をパラパラ見ても、Kちゃんも、二人の関係も、1週間前と今では全然違うといって良いほど、劇的な変化があったりしているし。』
『一つだけ分かってるのは、どんどん良くなっている、ということ。』
『無駄なことはないと思う。糧になっている。』
『コミュニケーションって、すごいものだと思う。』

『そろそろ朝食作らないと。』

『また書くね。』
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