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この香りで……。
第14章 オイルマッサージ
 奈々葉は悶々としていた。それは痒い所に手が届かない、という感覚に似ているような気がする。

 人肌恋しいというのはこのことかもしれない。

 その日、奈々葉は残業せずに事務所を出た。

 彼女が降りる駅より三つ手前の駅にの降り立ち、「○○プラザ」という地下街に入った。コンクリート打ちっぱなしのその地下街は、剥き出しの排気口のせいで薄暗い。

 広いコンコースは人影がまばらだ。一人の酔っぱらいが奈々葉に近づき、小走りになる。

 その縦横には飲食店街、専門店街と書かれており、奈々葉は飲食店街に入った。そこは所々閉店の張り紙がしてあり閑散としている。

 飲食店街の一番奥の出口の階段付近にイーゼルに飾られた雑貨店風の手描き看板があった。アジアン系の雰囲気の入り口とは不釣り合いな〈リラクゼーション〉と書かれた看板には女性らしいまん丸い字体のポップ文字が施してある。

 奈々葉は店内に入った。吸い込まれるように……。

「いらっしゃいませ。どうぞこちらへ……」
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