この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘密のピアノレッスン
第13章 12年
「……あんなビデオ見たら、自分が犯罪者になった気がするよ」
「12年前の、ですか?」
「ん……」

シャワーを浴びてベッドの上に移った。先生は腕枕をしてくれながら、ぽつりとつぶやいている。

「先生は、私のことを知っていたんですか?」
「まあ、うっすらとはね。母さんもよく更紗ちゃんの話はしていたから。でも、12年前の10歳差はロリコンの域だな。僕は、年下はタイプじゃなかったのに、不思議だ」

先生の指が髪を梳き、さらりと肩に落ちる。何の特徴もない、黒のセミロングの髪を、先生は何度も愛しげに触れる。

「先生……『俺』って言ってくれないんですか?」

先生は髪を撫でる手を止め、ふっと柔らかな目元で微笑む。

「そしたら、君も敬語やめない?実は、距離を感じてる。年齢差も」

見つめあって、くすくすと笑い合う。

「奏馬でいいよ。俺も、更紗って呼んでいい?」
「はい……、あ」
「また敬語」

ひっくり返されて、シーツで隠れた胸を暴かれる。先端にちゅぷりと吸いつかれて……熱い舌で転がしたあと、先生はまた、シーツの中にある陰唇へと潜っていく。

「まだ溢れてるみたいだから、きれいにしてから家まで送るよ」

もう、シャワーを浴びたのに……。
先生はいつも、まだ奥にある蜜を求めて、最後の一滴まで自分のものにしたがった。
/209ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ