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秘密のピアノレッスン
第3章 秘密
ひとりあそびが終わった後は、先生のことを思い浮かべた。

先生の長く細い指が、もし私のここを触ったら、私は一体どうなっちゃうんだろう……。そんなことを夢見て、焦がれてしまう。

こんなにはしたない思惑が、先生にバレてはいけない。
こんなこと、誰にも知られてはいけない……のに。



次のピアノレッスンの日がやってきた。
あろうことか、レッスンを待っている最中も……。

「あっう、ん……っ」

くにくにと蕾に刺激を加えて、やがて耐えきれない境界が見えてくる。
きゅんきゅんとお腹の下が切なくなり、内ももを擦り合わせるようにして、声を殺して……。

気持ちいい……っ。

ピアノの音が止んだ。レッスンが終わったのだろう。
壁一枚隔てた向こうで、先生と生徒の男の子が何やら話をしているのに……。

ビクン、ビクン……ビクン……。
お気に入りのソファの上で、唇を噛みしめイッてしまう。
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