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俺は彼を愛してる
第14章 Be agitated
夕食の後
兄貴の店に行ったら
鈴夏ってユウの友達も来てた

合流して一緒に飲む

飲み初めて ちょっとして
俳優のレンが
店に飛び込んで来た

悲壮な顔してる

「TSUBAKI …俺」

なんか ココでこのまま
聞いちゃダメな気がするから
2階の俺の部屋に連れてった



2階に上がり レンは
ミネラルウォーターを
コップ一杯飲み干して

やっと
ポツリ ポツリと
話してくれる様になった



…やっぱ強烈な事だった



アメリカに住む彼女が
強姦に襲わた

朝 公園で散歩中の人に
遺体で発見されたらしい



時差は14時間位か?
場所によるけど
多分 まだ朝だから
連絡が来たのは
ついさっきって事か…

下に居る兄貴に電話して
飲みにくいウイスキーとグラスを
鈴夏に持たせて

2階に来る様に伝えて貰った



俺の部屋にレンを置いて出て
リビングで鈴夏に声をかけた

「鈴夏 って彼氏居たっけ?」

「いいえ
居ないわ1年以上前から」

「好きなヤツは?」

「貴方に失恋した 痛手で
臆病に成ってるトコ
はぁ まさか女だったなんて
あははっ
もぉ ビックリよ」

レンの事情が
分からない鈴夏は
相変わらず
アッケラカンとした反応だ


 
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