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俺は彼を愛してる
第6章 Peace
やっぱ 俺から連絡して
ケジメつけなきゃ ダメなんだよなぁ

今迄 誰かを追いかけた事なんて無いし
考えて動いたことも あんま無い

ライバルが兄貴だってのと
俺が本気過ぎて ビビっちまって
ダメダメをさらしてた

ライバルって言ったらおかしいのか…

次 連絡とったら フラれる───…

ユウは優しいから
多分切り出せ無いで居るだけだと思う…

金曜日なら 来てくれるかも知れないと
ラインしてみた けど既読すら付かない

もちろん返事は無いままで…

ハンパ無く凹む

もうじき始まる イベントの企画なんて
なんもうかばねぇ

店内装飾?
新メニュー?
正直 どうでもいい!
って思ってたら

兄貴に呼ばれた

「やったぁ ツー君!
恋人の親友特権で呼んでもらえたぁ~
花ちゃん様々ねぇ」

開店時間から
そんなに経ってないのに 呼ばれたのは
鈴夏って子からの祝杯の為だった

友達に 付き合ってるって言うって事は
このまま
無しにしようとは思って無いって事?

「今日は 残念ねぇ
初の恋人成立!と職場移動の祝杯の
約束してたのにぃ
接待だってぇ」

「職場移動?」


 
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