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第6章 終わり

「お前を手にしたら…今までの苦しみが… 水の泡だ…」

私は…ベッドの上に放り込まれた

重なる体躯が…熱い

スーツ姿の貴方…久々だよ

私は…接吻の合間に…ネクタイを解いた

Yシャツのボタンを…外し…

欲しい胸板を…露にする

この胸に…抱かれたかった…

こんなに愛せる人なんて…もう現れない

私は…あの人の背中を掻き抱いた