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夜の蝶は…嘘つく
第3章 愛の終わり…なくした命
部長の瞳から…零れた涙が…
私の…頬を濡らす…
「後悔はしていない… 後悔はしちゃいけない… お前にたいしても…アイツにたいしても 失礼だから…後悔はしない だけど…もう僕は…誰も愛さないよ… 僕の愛は…お前が持って行けば良い… お前の愛は…僕が持って行くから… この先も…誰も愛さなければ良い… 誰も愛さないで…僕だけ…愛して… 生きて行けば良い… 僕のいない場所で…生きて行けば良い…」
離れたら…終わる…愛だから
貴方のいない場所で…
貴方の愛を忘れずに…生きて行けと…言うのね
それで良い…
貴方を忘れる…事なんて…
この命が終わる瞬間まで…
ないからね