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第5章 夜の世界へ

指名の客のテーブルに着くと…

時々…有り得ないものが…貰えるの

手に握らされたのは…

「これは？」

そう問い掛けると…男は

「結婚して欲しい…」とエンゲージリングを手 に握らせるのだ

私は…笑う

可愛く…笑うの

「ありがとう…でも…私は…夜の女… 貴方には相応しくないわ…」と断る

４０過ぎの…男が…水商売の女に現を抜かす