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夜の蝶は…嘘つく
第6章 終わり


私の異変に…シスターが気付き…呼び寄せる

「どうした?まずい客なら変えるよ」

シスターは店全体を見渡して…女の子の…些細 な事も感じ取ってくれる

「昔の…」

そう言うだけで…シスターには全部が解る

「……店…上がると良い 話をしとかないと…ああ言う男は…厄介だ な…」

こんな、店に出入りしなさそうな男

私は…シスターを見上げた

「マリは着替えて上がりなさい あの客には…この店の横の喫茶店で待ってる様 に言うから…喫茶店に行きなさい」

外の揉め事を…店内に持ち込むな…と言う事だ

話を着けないと…厄介になるなら…話をさせる

そして…もう持ち込ませない

それもシスターの仕事なのだ
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