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エレーナ先生の日常
第2章 sex education 【山斗陽平】




「アッ…アアン……ソコ!」

「…クッ!……すごい締めつけだっ……!」

「ソコ…もっとかき回して………!」

「こう?」

「アァ……ッ!イイ…ッ!スゴくイイ~ッ!」




それ以来、俺はエレーナ先生に頼んで、女性に慣れるために、デートやsexの個人授業を受けている。

エレーナ先生なら信用出来るし、何より先生のこと憧れているから。

でも、恋愛とは違う!

「憧れ」と「恋愛」は違う。

彼女をつくった事がない俺が言うのもなんだけど、「恋愛」はお互いが側にいて、安心するような……正直な自分でいられる関係。

「憧れ」はあくまでも「憧れ」である。

エレーナ先生は女性的で綺麗…そして、イイ匂いがする。

正直に話せる相手だけど、大人って感じで、どこか気を使ってしまう。



エレーナ先生もsexの勉強はするけど、あくまでも「授業」という事を忘れないでほしい!…と

そして、

「必要のないsexはしない事!」

「本当に心から許せる相手とsexする事!」


この3つを守ってくれたら個人授業をする。

エレーナ先生は(当たり前の)条件をつけた。

俺は約束し、個人授業を受けた。




俺はエレーナ先生に感謝している。

…でも、ただそれだけ!

特別な感情はない。


それに、エレーナ先生は多分、俺よりアイツの事が…………


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