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キミを愛シテ溺れてる
第4章 *キミを愛シテ溺れてる 2

「ううん、これがいい」

指差したネックレスはシルバーで細身のチェーンにハートが付いていた。

「えっ!?お菓子じゃなくて本当にこれにするのかい?」

「うん、これにする。これをあげたら、風子ちゃんとまた一緒にゲームができる?」


「またどこかで塑羅緒が風子ちゃんと会えればできるんじゃないかな。離れていても他人と違ったことをすれば、きっと覚えていてくれるよ」

ゲームソフト一本買うのを我慢するだけでまた一緒にゲームができる。

恋愛の“れ”の字すら知らなかったこの頃は、ただそれだけを思っていた。


ホワイトデーに「もらったチョコと同等な物を返せなくてごめん」っと言って風子に渡したハートのネックレス。


それから時の流れと共に色んなことがあったから、渡したことさえ忘れていた。

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