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キミを愛シテ溺れてる
第5章 *キミを愛シテ溺れてる 3

大地以外はそこまで緊張している様子もなく、先生の挙式を見てから披露宴に出席する。

高校時代に一番お世話になっていた先生。
生徒会と俺たちの部活の顧問をしていたから関わることが多かった。

この人がいなかったら学校を変えることは難しかったことだろう。

雑用に使ってくることも多かったけど、いつも生徒の味方でいてくれて、俺たちのすることを見守っていた。
だから先生の幸せそうな姿を見れて素直に嬉しくて、この日が来て良かったと心から思えた。


披露宴も順調に進んで余興に入り、あっという間に俺たちの番がやって来る。


「僕、緊張しすぎてトイレに行きたくなってきた……。行ってくる」

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