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キミを愛シテ溺れてる
第5章 *キミを愛シテ溺れてる 3

次の日の午後四時。学校が終わり、風子といつも待ち合わせしている公園へ着いた。

この時がやってくるのが楽しみでドキドキして、なかなか寝付けなかったから眠い。


約束の時間になったけど、まだ風子は来ていない。

とりあえず、着いたことを教えるためにメールを送っておく。

すると、【ごめんね。ちょっと用事ができたから遅れます。終わったらすぐに行くから】っとすぐに返事がきた。

今日は授業が終わったら何もないと言っていたから、きっと先生に呼び出されて話でもしているんだろう。


【走らないでゆっくり来ていいからね。待ってる】

風子にメールを返してから穏やかに流れる雲を眺めた。

いずれ会えるんだから急ぐことはない。

伝えられることが楽しみで胸が躍っている自分を冷静にする時間ができたと思えばいい。

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