この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
キミを愛シテ溺れてる
第5章 *キミを愛シテ溺れてる 3

『そこまではオレも分からねえ。でもお見舞いには行かない方がいい。噂によれば頭を打ったせいで記憶がなくなったらしいからな』

「記憶喪失……?嘘だろ……」

記憶がないなんて何かの間違いに決まってる……。


『電話も通じないし、メールを送っても前みたいに返って来ねえ。だから嘘じゃねえよ。オレ達のことはもう忘れてるってことだ』

颯太の言っていることを理解するのを拒み、すぐに信じることができなかった。

嘘であって欲しいけど、嘘だとしたら颯太の声に迷いが生じるからすぐに分かる。

これは、本当だ……。


通話を終えてから体の力が一気に抜けて俺は膝から崩れ落ちた。

思考がフリーズして、後悔という痛みだけが次々と胸の内に突き刺さってくる。


また大切な人を失ってしまった……。

/569ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ