この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
キミを愛シテ溺れてる
第6章 *キミを愛シテ溺れてる 4

「分かりません……。でも……、嫌いな人と一緒にいても寂しさは埋まりませんよね……」


「はっきり言わないところが小悪魔だね。乙羽さん」

髪をそっと撫でてから、愛おしい顔を見つめてから唇を重ねる。

角度を変えて何度も、何度も。

傍にいることができる残りの時間を会話ではなく、体で愛を伝えた。

最も優しく、その一回を大切にするよう丁寧に……――――


一日でも長く付き合っていたいのに、幸せな時間というものは過ぎるのが早い。

どうあがいてもその日はやってくる。


十二月二十四日の午後九時。
クリスマスプレゼントのネックレスをコートのポケットに入れて、駅前で風子を待つ。

この時間に会う約束していたけどまだ来ない。

/569ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ