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年の差なんて関係ない
第6章 再会
バス通勤にしてから2週間になる


彼はどうしているだろうか・・・

私とのことなんてもう忘れてしまっているだろうか…


バスターミナルから駅の方を眺め
いつものバスに乗るために信号を渡る


一瞬。暑さで幻覚をみたのではと思った

信号の向こうに彼がいる!

次の瞬間っ



ドサッ







彼が倒れた
まるでスローモーションみたいに…


急いでかけより頭を抱き起こす


「お姉さん・・・ 好きだ・・・」


えっ・・・?
消え入りそうな声でそう言うと目を閉じぐったり動かない



急いで救急車っ!!




彼に付き添い救急車に乗る






そして病院の待合室

さっき彼の家族とか連絡先とかわからなかったので
ゆうちゃんに電話した


ゆうちゃんは彼に付き添って欲しいと言ってきた
事情は後から話すからと…



日射病と睡眠不足
今は点滴で眠ってる…


さっきの彼の言葉…
好きって言ってた…

お姉さんって…私のこと?
私のことでいいんだよね?

私…うぬぼれてもいいのかな?



まつげ長い…
眠っていてもきれい

あの時は…寝顔なんて見てる余裕なかったなぁ…

彼が目を覚ましたらきちんと話そう
ちゃんと向き合おう
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